統計学
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  • 2024/05/07
  • 2024/05/13

重回帰分析の式まとめ

重回帰モデルの定義から、検定で利用する式までをまとめました。

基本


モデル

個の説明変数からなるデータセット に対し、

予測値は、

ベクトルと行列による表現

次元ベクトル 行列 次元ベクトル 次元誤差ベクトル を定義する:


このとき、

残差・残差平方和

残差:

残差平方和:

最小二乗推定の条件(正規方程式):

平方和分解と自由度

回帰平方和:

残差平方和:

全平方和:

平方和分解:

決定係数

決定係数:

自由度調整済み決定係数:

回帰モデルの検討


F 値

標準化残差・t 値

標準化残差:

t 値:

レバレッジ・マハラノビス距離

レバレッジ:

マハラノビス距離(2乗):

ただし



で、 は行列 列における列平均。

母回帰の推定

とするとき、


参考


永田靖・棟近雅彦『多変量解析入門』(サイエンス社, 2001)第5章

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Shota Inoue
Shota Inoue

大学生 | 化学・Webプログラミング・統計学など